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皮脂欠乏性湿疹について

冬場になり、空気が乾燥してくると多くの方が「皮膚がかさかさしてかゆくなってきた」といって皮膚科の外来を受診されます。このような患者さんを診察すると、皮膚に多くの鱗屑(りんせつ:細かい角質片)、亀裂、発赤を認め、引っかき傷もたくさん見られます。このような状態を皮脂欠乏性湿疹といい、比較的高齢者に多く見られますが、若い女性、小児などでも見られることがあります。
 加齢とともに皮膚が萎縮し、薄くなるとともに、脂腺の能力も低下し、皮膚の保湿能力が著しく低下してきます。このような状態になると、皮膚は摩擦や静電気などの刺激により皮膚炎をおこしやすい状態となります。
 日本人は入浴好きで、過度と思えるほど清潔志向であり、ヘチマ、ナイロンタオルなどで毎日体を擦る方が多く、このような傾向もこの病気を悪化させる一因となっています。皮膚を強く擦ることは皮脂欠乏性湿疹を悪化させますので、素手あるいは綿のタオルで軽く洗う程度にとどめたほうがよいでしょう。また、冬の時期の室内の乾燥も皮膚からの水分の蒸発を助長しますので、暖房のかけすぎに注意し、加湿器を使用するのもよいと思います。
皮脂欠乏性湿疹の治療には保湿剤やステロイドの外用を用います。かゆみの強いときは抗アレルギー薬(かゆみどめ)の内服も併用します。
ごくありふれた病気ではありますが、他の皮膚疾患との鑑別が必要な場合がありますので、一度は皮膚科専門医を受診することを御勧めします。
 
 

再診予約制の導入

 10月より再診の方は診察時に次回の予約を取っていただけるようになりました。30分単位で時間を指定していただけます。初診の方や電話での予約は現在のところ対応しておりませんのでご了承くださいませ。
 
 

男性型脱毛症治療薬(プロペシア)について

 ブログの更新が久しぶりになってしまいました。
 10月1日よりプロペシアを院内で受け取っていただけるようになりました。
 今までの処方箋をお出しして院外で受け取っていただくより割安な設定となっています。詳細は受診時にお尋ねください。
 
 

とびひ(伝染性膿痂疹:でんせんせいのうかしん)

 梅雨もそろそろあけるかな、という時期になってきました。いよいよ夏本番が待ち遠しいですね。
まだ葛飾、柴又ではやっているという話は聞きませんが、だいたいこの時期になるとお子さんのとびひがはやってきます。 
 とびひは正式には伝染性膿痂疹と言って、小学生くらいまでのお子さんがかかりやすい病気で、伝染性があります。
 症状としては、最初は赤いぽつぽつが出てきた、くらいなのですが、次第に発疹部がぐじゅぐじゅしてきて、やけどのような皮膚になり、かゆみや痛みがひどくなります。
 これは主に黄色ブドウ球菌という細菌が感染することで起こり、小さな子どもたちの間で流行します。湿疹の薬を付けると悪化してしまうため、初期治療に注意が必要です。
 治療は、抗生物質の軟膏と飲み薬を用います。適切な治療を行えば、1週間くらいの経過で治癒します。
 学校を休まなければいけないほどの病気ではないのですが、伝染性があるため、周囲の方への配慮は必要です。
 とびひが疑われましたら、ぜひ皮膚科専門医を受診してみてください。
 
 

夏期の診療のお知らせ

 だいぶ天候も夏らしくなってきましたが、当院の夏期の診療についてお知らせします。
 7月、8月は通常通りの診察スケジュールになります。8月お盆の時期も診察を行っておりますのでご利用くださいませ。